マイノリティとの向き合い方
今回は小学館さんの
「しまなみ誰そ彼」です！
これは全4巻で、完結済みです
これはマイノリティの話です
主人公(たすく)は、「ホモ動画」を観ていることを知られ
皆にバレたのかと怯え、自殺を考える
そんな時に「誰かさん」と呼ばれる女性と出会い、「談話室」へと誘われる
そこには、いろんなマイノリティを抱えた人たちがいて……
てな感じのお話です。
こういう題材って凄く難しいくて、
個人的には、ギャグとか、エロに話の方向がいくことが多いかなと思います
でも、この作品は主人公が自分との向き合い方を少しずつ考える話です
また、作者さんは心の描写がとても丁寧で、絵柄も綺麗で読んでいて置いていかれることはないです
いろんなマイノリティが書かれていて、
男性同士
女性同士
女装
男装
無干渉
など…………
また、これを読むと自分も無意識に他人を傷つけているのではと考えさせられます。。
辛い話もありますが、基本的にはハッピーエンドです笑
なかでも印象深かったのは、同姓同士のパートナーの最後の瞬間です
婚約しているわけでも、家族でもないため
好きな人の死に目に会えない…
というのは悲しいなと思いました
たすくくんの成長もしっかりと描かれていて、かっこいいというか、、、
自分と向き合って、他人と向き合って……
この作品は4巻と短いですが、
しっかりとまとまっていて、綺麗に完結していて最後は読んでよかったと思えます
これは本で買うのがおすすめです！
この作品表紙の色がすっごいオシャレで、
4巻並べて本棚におきたくなります( ˙Ο˙ )
連休とか、お休みの日に読んでみるのもいいと思います( ˊᵕˋ )！
