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屁理屈で偏屈な調律師

今回は芳文社さんから

 

芳文社コミックスの

「ピアノのムシ」です!

 

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こちらは全13巻で、完結済みです◡̈*

 

芳文社さん続いてしまいました( ๏_๏ )

 

こちらは珍しい、ピアノの「調律師」の話

 

調律師とは、ピアノの音程とか、古いピアノの修繕までする言わば

ピアノの専門家みたいなものですね

 

その調律師である主人公(蛭田)は、腕は一流だけど

 

超偏屈で人を馬鹿にして、依頼人にも傍若無人でお構いなくデリカシーのない発言ばかり

 

そんな蛭田と新人調律師(星野)の話です

 

 

この蛭田がすっごい失礼すぎる!

 

平気で

「あんたがピアノを使うのは勿体ない」とか

「詐欺に引っかかってる奴が悪い」とか、

 

もう言いたい放題笑

 

唖然とする程清々しく暴言をはくもんだから

逆に気持ちよくなる程ですね

 

だけど、ピアノのことを1番よく分かってて

ピアノに対しての向き合い方は筋が通ってるんですよね

 

だからか、そんな蛭田に惹かれてしまいます

 

そして調律師のあり方についても、自分の中で決まっています

 

安い値段で調律をする業者が多い中、蛭田は倍の値段を取ります

 

それは、技術者が技術を安売りするものではないという思いがあるんです

 

 

 

後半は星野の話で、良かれと思ったことが上手くいかないことが続きます

 

星野はまだ調律師の世界を知らないから

上手く立ち回れなく、良くない展開を招きます

 

さらに、性格も人を疑わないので、さらに拍車をかけ毎回良くない方向へ展開してしまいます

 

 

そんな星野は、

依頼人の望んでいる調律と

自分の目指す調律の溝に悩みます

 

正直星野の話より、蛭田の話がゆうなは好きです笑

 

 

調律師業界のこともあり、ライバル?調律師が出てきたり

 

詐欺まがいの調律師が出てきたり

 

その対決も魅力の1つですね

 

あとは、プロピアニストも出てきたりもします

蛭田はピアニストの事が嫌いなのでここでも

 

一悶着、当然起きます笑

 

もう蛭田がいると揉め事は絶対起きますし

トラブルメーカーです笑

 

ただ、最後があまり納得いかないというか、

打ち切りかな?って思うように

 

サラッと終わります……

 

なので、あまり最後に期待はしない方がいいです笑

 

あくまで個人的な感想ですが……

 

表紙は毎回シックで綺麗です

キャラをバーンと載せることが少なく、

 

色も落ち着いてるので

カバー無しでも読みやすいです

 

 

というわけで、

 

音楽系漫画が苦手な人でも読みやすいですし

音楽系漫画で少し違う視点を読みたい方は

 

おすすめです( ˊᵕˋ )!