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ボーイソプラノの葛藤

今回は、講談社さんから

 

モーニングKCの

「少年ノート」です!

 

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こちらは全8巻で、完結済みです

 


主人公(ゆたか)はボーイソプラノの歌声をもっている

 

中学校入学と同時に合唱部に入部し、合唱コンクールや舞台にあがるなか

 

部内の衝突や、プロボーイソプラノの少年との関係などが描かれる

 

しかし、声変わりの瞬間は確実に迫っていく…

 

 

てな感じです!

 

この作品は、前の記事に書いた「しまなみ誰そ彼」と同じ作者さんです

 

この方は一貫して綺麗で、心情描写が丁寧です

 

合唱、歌声を題材にしているだけあり、歌のイメージを描く際も

凄く綺麗で独特です

 

あとは、意外なことに暗い展開が多いです

 

最後は大団円ですが、結構暗い展開がずっと続きます

まぁ、それがリアルだったりすると思います

 

この作品の大きな魅力的は、

変声期」です

 

ボーイソプラノ変声期で失われる、有限のもの……

 

 

ライバルであり、友達でもあるプロのボーイソプラノ(ポポちゃん)は

 

声が失われることを凄く嫌がって、怖がっていました

 

ついにその時がきたときの話は、息が詰まるようでした

 

全然関係ないですけど、ポポちゃんの変声期後のゆたかに向けた煽りが凄く好きなシーンです笑

 

脱線しました、戻ります笑

 

当然ゆたかにもその瞬間は近づいてきて、その時何を思うのか……

 

この2人は引き寄せ合う運命のような関係で、2人とも不安定で、消えてしまいそうで。。

儚いです

 

あとは、合唱部のなかでもいろんなことが起こります

 

それぞれのコンプレックスや葛藤、挫折まで…

 

特にコンクールの本番でのアクシデントというか、失敗には読み手も固まってしまう瞬間でした

 

ここまで読んで頂いたらわかる通り、

意外と暗めの話しなので、大丈夫そうならおすすめです( ˊᵕˋ ) 

 

 

この作品は、本で買うのがおすすめです!

こちらの作者さんは、毎回表紙まで綺麗です♡

 

水彩画のような、綺麗な表紙……素敵です( ˙-˙ )

 

 

暗いけど、青春・葛藤が詰まった作品!

 

ゆっくりした時間に読むとより楽しめるかもしれません( ˙Ο˙ )