無くし続ける後悔の連続
今回は、新潮社さんから
バンチコミックスの
「兎が二匹」です( ˊᵕˋ )
こちらは全二巻で、完結済みです!
不老不死の女の子(すず)は死にたがり
一緒に暮らす男の子サクに殺人補助を頼み、
毎日死んでは生き返りを繰り返す
そんな中、指名手配のニュースを見て
死刑になろうと、名乗りをあげる
首吊りでは死ねず、身体を切り刻まれ、
花火として打ち上げられることになる
しかし、1年後生き返り死ねず……
サクを探したところ…………
みたいな感じです。
この漫画は、全体的に鬱屈としてます。
雰囲気漫画と言われてしまえばそれまでなんですが、何故か引き込まれるんですよね……
1巻はサクとすずの物語。
サクは実はネグレクトを受けていた子供で、
それをすずが引き取って育てます
その後サクはすずの事を女性として好きになります
2巻は、すずの過去
戦前から生きているすずは、
戦争中広島に住んでました
もちろん原爆に巻き込まれます
そしてとても大切な友達を失います。。。
物語の最後は、ハッピーエンドかもと思う場面がありましたが、
バッドエンドでしたね……
鬱漫画と言われればそうだと思います。
すずの人生は失っていくことのが圧倒的に多くて…………
大事にしたいのに、裏目に出てしまったり
それがリアルな感じはします。
気になる方は心が落ち着いてるときに
読んでみて下さい∠( ˙-˙ )/!