ある日彼女が最終兵器になった

今回は小学館さんから

ビックコミックスの

「最終兵器彼女」です！

こちらは全7巻で、完結済みです∠(　˙-˙ )／

戦争をしている日本。

付き合い始めたシュウジとちせは

不器用同士で、もどかしい日々を送っていた

そんなある日、ちせが最終兵器に?!

……大筋はこんな感じです

最終兵器って何？って感じですよね笑

簡単に言うと、ちせは兵器になったんです

それも凄まじい兵器です

そしてだんだん兵器にちせの体も心も飲み込まれていきます

読んでみて、最初は少女漫画とか、日常系の漫画のようで、苦手かもと思ってました

でも、読んでみてこれは自分的に良い意味で欝漫画でした……

ほのぼのして、平和なシーンの後必ず辛いシーンがきます

上げて落とすとはこの事です

巻数を進めるほど読む手が重くなります。。。

でも気になってしまいます

良い展開ではないと分かっていても、怖いもの見たさなのですかね

ゆうなは3巻の自衛隊の話が印象強かったです

ちせがデートで来られなくなり、

ナカムラ、リョーヘイが亡くなるシーンが……

特にナカムラは元気キャラだったので、

最後は苦しくなりました

今日は自分達の番と分かっていながらも、

実際にその時がくると怖くなります

この作品はそういう人の心の弱さや矛盾を描くのが上手いです

読んだ後はナカムラの最後が頭に残ってしまって、

どうしたものかと思いました……

他にも、テツ先輩の最後とか、もちろんちせの最後も……

ちせとシュウジのかけおち期間は

一時の幸せで、崩れた時に苦しくなりました

ちせが最後の薬を飲んだ時の

シュウジの涙とか、会話が凄くなんと言えばいいのか……

明日を当たり前に語る皆を見てると、

とても悲しいです……

最後は抽象的というか、

読解力の無いゆうなには理解出来なかったんですけど笑

ただ、細かい設定は曖昧なものばかりなので

設定が事細かに決まってないと気になるとか、

粗探しするとかいう方は向いてないです

最終兵器になった経緯、

戦争の敵国はどこなのか

そういうのは、分かりません

でも、シュウジ目線なんだと考えたら、

細かい設定が無いことが気にならないかもしれないです

シュウジは

ちせがどうして兵器になったか

どこと戦争しているか

日本の戦況はどうなのか

地球の現在の様子はどうなのか

こうした事を知りません

その為、読み手はシュウジと同じ目線なのだと感じたのですが……

そうやって考えると、少しは設定が気になら無くなるのではと思ったんですけど

間違えてたらすいません…

あとはエロいというか、そういう行為をしてるシーンは結構あります

ただ、メインはシュウジとちせの恋愛です

それでも大丈夫な方は、1人の時に是非読んでみて欲しいです！

こちらは英語が得意な人はKindleとか電子書籍でもいいと思いますが、

苦手な人は本で読むことをおすすめします

作中の英語は、カバー裏に和訳がのっているので……

ということで、

心の余裕がある時に、気持ちを落ち着かせてから読むのがおすすめです( ˙Ο˙ )！

本当に頭に残ります。。。