大人の絵本?ファンタジー?
今回はノース・スターズ・ピクチャーズさんから
ゼノンコミックスの
「夜さん」です◡̈*
こちらは全2巻で、完結済みです
両親の再婚で祖母の家に預けられた男の子(晨)
祖母が痴呆になり、居場所がまたなくなりかけていたところ
契約の美術教師(夜)のところでお世話になる事になる
しかし夜さんには不思議な力があった…
…て感じですかね?
この作品本当に説明が難しいと思います。。
1巻目は夜さんと晨の話がメインです
夜さんは美術教師なのに絵が下手なんです笑
でも、不思議な力があって、
絵を描いて息を吹きかけると、絵が動き出すんです!!
ただ、この力には副作用のような危ない事もあります……
でも、この力がメインというよりは、人の心情とか、後悔しないためにとか、
そっちのがメインだと思ってます
晨は最初は荒れてます笑
でも、人に触れて徐々に成長というか、落ち着くというか……
2巻目は、
最初から夜さんと一緒に同居してる
昏という女の子がメインです
ゆうなは2巻目のが好きです( ˊᵕˋ )
晨が、何故昏は学校に行かないのか疑問に思います
昏に聞いたところ、かえってきた言葉は
「母親を殺した」という衝撃的な言葉でした…
そんな昏を不器用ながら支え、晨と夜さんのおかげで学校に通う事になります
学校でも一悶着あり、でもそれが昏の心の傷を癒していきます
昏もまた、問題を抱える転校生の心を動かしていきます
この転校生すごく好きなキャラです笑
モテるだろうなー…笑
最後の方は、衝撃的な展開になります
でも、ハッピーエンドなので、安心下さい笑
この方の作品を前にも書いていて、
「鉄楽レトラ」という作品なんですけど
この方の作品は本当に創造力が凄いというか、
男の子が女性物の靴で舞踊を学ぶとか、
絵が下手な美術教師の絵が動き出すとか…
そしてそれは取っ掛かりとか、
物語を動かすサポートみたいな感じで使用されていて、
メインは本当に繊細な心情です。
過去も重いものもあるけど、リアルな過去なんですよね。。
痴呆の祖母が忘れていくとか
忘れるという事も、
日によって症状の重さが異なったり、
忘れていく事に本人が悔いたり……
考えさせられます。
多分この方の作品が
ゆうなは好きなんだと思います(・◡︎・)!
2巻と読みやすいので、
興味がある方は是非読んでみて下さい( ˙Ο˙ )