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個人的に好きな漫画紹介etc…

黒い林檎を食べたとき

今回は講談社さんから

 

ITANコミックスの

「千年万年りんごの子」です( ˊᵕˋ ) 

 

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こちらは全3巻で、完結済みです

 

主人公(雪之丞)はヒロイン(朝日)とお見合いし、林檎農家の朝日の家へ嫁ぐことになる

 

そんな中、朝日は風邪を引く

 

雪之丞は、道になっていた林檎を1つ取り

すりおろし朝日へ食べさせるが

 

それは食べさせてはいけない林檎だった…

 

 

な感じです!

 

時代背景はおそらく今より古いと思います

 

嫁いだ村には伝統的な言い伝えがあるんです

 

60年前までは、おぼすなさまという神に

女性を1人差し出す

 

つまり、生贄みたいな事ですね。。。

 

おぼすなさまは、ある一本の林檎の木の事なんですけど、

その木の林檎を食べると、生贄になるんです

 

 

それを雪之丞は越してきたばかりで知らず、

食べさせてしまうんです…

 

 

この2人本当にお似合いで、

最初はお互いの利益というか、思いがあり、

結婚することを決めます

 

でも、中盤にはお互いが本当に好きになるんですよ

 

だからこそ、切ないんです

 

生贄といっても、すぐにではなく1年後?くらいに消えるんです

 

その消えるまでに、身体的な変化も起こります

 

髪が急激に伸びたり

爪が急激に伸びたり

体が小さくなったり

記憶が曖昧になったり……

 

そんな朝日をどうにか出来ないかと

奔走する雪之丞を見てると苦しいです

 

村から離れて東京へ住んだら

村で神隠しが起きてしまいます 

 

村の秘密の書物を読んだら

衝撃的な事実を見つけてしまいます

 

 

最後にはもう雪之丞が狂気的になって見えます

 

でも、

捨て子だった雪之丞にとって、

初めての好きな人、大切な人を失いたくない思いが強いんじゃないかと思いました

 

最後は正直ハッピーエンドじゃないですಠ_ಠ

 

というか、この漫画は2人の愛らしさや初々しいやり取りにほっこりしたと思ったら

落とされます笑

 

幸せな時間があると後が怖いですね……

 

なので、バッドエンドやメリーバッドエンドが苦手な人にはオススメしません笑

 

 

個人的な意見ですけど、

これ映画とかに出来そうな気がしますね

 

1巻目読んで、正直そこまで楽しくはなかったんですけど、

2巻目からは楽しめました(    ˙Ο˙    )

 

 

 

気になった方は、是非読んでみて下さい( ´﹀` )